身体の中から健康に美しく。「東洋美容 Orient Beauty」 (中医学) 【コラムvol.109】
みなさま、こんばんは。いつもアクセスありがとうございます。
雪でも降りそうな空だなあ、と思っていましたら、本当に明日、関東の北部などで雪の予報です。
あたたかくして過ごしたいこのごろ、本日は身体の冷えや、寒さにおすすめの美容で、古くから歴史ある中医学、東洋医学を基にした「東洋の美容」についてご紹介します。
【「東洋 / Orient」 の場所】
まずは、「東洋」という言葉、どこの場所を意味しているのでしょう。
オリエント（Orient）は、東洋を訳した言葉、西洋（the West, Occident）の対立概念です。
トルコから東のアジア全域を指す場合と、中東を除いた東南アジアから極東を漠然と指す場合があります。
その概念は近東、中東、極東という言葉に表れています。
日本では、「東洋」は主に東アジアのみを連想しますが、
オリエントでは「古代オリエント」(現在の中東)が主に連想されるという相違が生じる場合もあります。
今回のコラムでご紹介する東洋医学は、中国発祥の「中医学」が基になっています。
中医学では、人を一本の樹木ととらえる概念があります。
葉や枝に問題があるとき、その患部(部分)だけではなく、樹木全体をケアする必要があると考えるのです。
またそのケアについては、
1.根っこ(五臓六腑)、
2.樹の幹と枝葉の部分(体で感じるところ)、
3.花の咲く部分(お肌や体型など身体の外に現れている部分)
の3つに分けて考えます。
たとえば「太っているから痩せたい」などの悩みだけではなく、
その悩みの状態となっている隠された問題にもフォーカスして
全体から改善することで、その悩みの解決につながり、長期的にも体質が改善できると考えます。
このように、東洋医学や中医学では「美」は健康を基本として成り立ち、
目に見えているお肌や身体の変化にも関係していると考え、 体のツボや経絡に働きかけるケアを行います。
【「陰陽五行思想」とは】
東洋の美容、中医学でのすべての基本となっている「気」の考え方に、「陰陽五行思想」が取り入れられています。
「陰陽五行思想」とは、「陰陽思想」と「五行思想」を組み合わせたものです。
「陰陽思想」は古代中国神話に登場する帝王「伏羲」が作り出したもので、全ての事象はそれだけが単独で存在するのではなく、
「陰」と「陽」という相反する形（例えば、明暗、天地、男女、吉凶など）
で存在して、それぞれが消長をくりかえす、という思想です。
「五行思想」は、夏の創始者「禹」が発案したもので、万物は「木火土金水」という五つの要素により成り立つとするもの。
まずは、東洋の中医学を取り入れた、専門のエステサロンや美容鍼灸院で、ご自分のタイプを判断して、どんなことが体質改善に必要か、チェックしてみるのも良いでしょう。
また今の状態に不足しているケアや、 有効な経絡、ツボなどを知ることで、
あなたにとって必要なエステや美容を選ぶことも、受けるエステの効果を最大限にするためには、とても有効な方法です。
●※取材協力
中医学を基にしたケアが受けられる、えつらくオススメの厳選サロン、2店。
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身体の中から健康に美しく。「東洋美容 Orient Beauty」 (中医学)
【コラムvol.109】
