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年賀状(Japanese New Year's card)。

みなさま、こんばんは。いつもアクセス、ありがとうございます。

さわやかに晴れて、日当たりのいい場所ではあたたかい土曜日でした。
もうすぐ新年を迎えるこの時期(ちょっと遅いほうですけれど)、毎年欠かせない「年賀状」。
新年を迎える季節、日本の楽しい習慣のひとつです。

●【「年賀状」とは】

「年賀状」は、新年に送りあう葉書(ハガキ)やカードのあいさつ状のこと。
新年をお祝いする言葉と、旧年中の厚誼の感謝と新しい年に変わらぬ厚情を依願する気持ちを、親しいお相手には近況などのメッセージを添えて送ります。

日本では通常のハガキと異なる年賀状専用のハガキがあり、「年賀ハガキ」と呼ばれます。毎年、11月ごろから発売されます。

ハガキの一番下に当たるといろいろなプレゼントがもらえる、「お年玉くじ」が印刷されています。

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「年賀ハガキ」は、白い色のハガキのものと、イラストや図柄が印刷されているものがあり、
よく用いられる図柄は新年の干支(十二支、来年の2015年は「羊」)、宝船や七福神などの縁起物、フキノトウや梅の花など早春を象徴するものです。

図柄が印刷されていない年賀ハガキには、送り主が家族の写真や自分でデザインした図柄などを印刷して送ります。


●【「年賀状」の歴史】

日本でははっきりとはしていないそうですが、奈良時代から新年の年始回りという年始のあいさつをする行事がありました。
平安時代には貴族や公家にその風習が広まり、あいさつが行えない遠方などの人への年始回りに代わるものとして、文書による年始あいさつが行われるようになりました。

近世には武家社会において文書による年始あいさつが一般化し、非武家社会でも口頭の代用として簡易書簡を用いることが年始あいさつに限らず一般的になり、
公的郵便手段である飛脚や使用人を使った私的手段によって年始あいさつの文書が運ばれるようになりました。

明治維新後の1871年、郵便制度が確立しましたが、年賀状は書状で送るところがほとんどで、数は決して多くはありませんでした。
1873年に郵便はがきを発行するようになり、年始のあいさつを簡潔に安価で書き送れるようになり、葉書で年賀状を送る習慣が急速に広まっていきました。

1949年、第2次世界大戦の終戦後、お年玉付郵便はがき(年賀はがき)が初めて発行され(官製はがきとしては初めての年賀はがき)、大きな話題を呼び大ヒットしました。

1970年代には、年賀はがきに絵や文字を印刷する年賀状印刷が盛んになり、1982年から寄付金付きの年賀はがきの裏面に絵や賀詞が印刷されるようになりました。
1989年から年賀切手にも「くじ」が付くようになりました。

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●【「年賀状」のつくりかた】

1.手書き
2.印刷(インクジェット)
3.あらかじめ印刷されているハガキを買って使う
4.スマホアプリで作成
多くの年賀状アプリは、スマートフォンで撮影した写真と年賀状デザインテンプレートとの合成やスタンプなどの装飾、コメントなどの文字入力機能があり、
アプリだけで簡単にオリジナルな年賀状作成ができます。たとえば、日本郵便「はがきデザインキット」、富士フイルム「フジカラーの年賀状」というアプリを無償で公開しています。

※その他に、

5.カードやハガキではなく、電子メールで送る
6.WEBサイトのURLで送る

などがあります。


●【「喪中」のとき】

また、親族で一年のうちに亡くなった方がいる喪に服している人は「喪中」といって、年賀状を遠慮する習慣があります。
その場合には年内に「喪中であるので年賀のご挨拶を遠慮する」旨の葉書を出すことが多いです。
また、ビジネスでは個人ではなく会社として送るため、個人的には喪中でも年賀状を出す場合があります。

元々は、明治・大正期に皇室の大喪に対し年賀欠礼を行っていた習慣で、
昭和期に年賀状の普及に伴って一般家庭の喪中でも年賀欠礼の挨拶状を出すように風習として定着、現在に至っています。

(参照:Wiki)